2023年第3四半期(2023年9月末) 資金循環統計 外貨預金資産残高

投資のためのファンダメンタルズ分析

結果の概要

  1. 2023年9月末時点の外貨預金合計(Figure 1、Table 1)は68兆4171億円、前年同期比(Figure 2)は-1.3%。
  2. 同時点の外貨預金合計の部門別構成比(Figure 3、Figure 4、Table 2)は金融機関が23.7%、非金融法人企業が30%、一般政府が22.9%、家計が11.6%、対家計民間非営利団体が0.5%、海外が11.3%。
Figure 1: 外貨預金(資産、ストック)(兆円)
Figure 2: 外貨預金(資産、ストック)の前年同期比(%)
Table 1: 直近12期の資産:外貨預金:ストック
期末 金融
機関 		非金融
法人企業 		一般
政府 		家計 対家計
民間
非営利団体 		海外 合計
1 2020年12月 12.6986 16.7261 11.5857 8.1660 0.2765 5.9817 55.4346
2 2021年03月 13.6635 16.6756 12.4192 7.9360 0.2810 6.2869 57.2622
3 2021年06月 12.7232 16.7744 12.3824 7.5618 0.2898 6.1078 55.8394
4 2021年09月 12.6361 17.2996 12.5788 7.4368 0.3019 6.4176 56.6708
5 2021年12月 13.0939 16.6521 12.8497 7.2635 0.2847 7.1130 57.2569
6 2022年03月 14.5715 18.0666 13.6346 7.1652 0.2761 6.7887 60.5027
7 2022年06月 15.3329 20.8757 15.2614 6.8313 0.2819 7.4864 66.0696
8 2022年09月 16.7747 20.3013 16.2187 6.7092 0.2913 8.9900 69.2852
9 2022年12月 15.4417 18.9622 15.0739 6.4042 0.2764 7.3973 63.5557
10 2023年03月 15.4502 18.8784 15.3466 6.4119 0.2839 7.0121 63.3831
11 2023年06月 16.8255 21.5636 16.6682 6.5992 0.3091 7.3817 69.3473
12 2023年09月 16.9879 19.9442 17.0807 6.6874 0.3303 7.3866 68.4171
Figure 3: 外貨預金(資産、ストック)の構成(兆円)
Figure 4: 外貨預金(資産、ストック)の構成比(%)
Table 2: 直近12期の外貨預金(資産、ストック)の構成比(%)
期末 金融
機関 		非金融
法人企業 		一般
政府 		家計 対家計
民間
非営利団体 		海外
1 2020年12月 22.9 30.2 20.9 14.7 0.5 10.8
2 2021年03月 23.9 29.1 21.7 13.9 0.5 11.0
3 2021年06月 22.8 30.0 22.2 13.5 0.5 10.9
4 2021年09月 22.3 30.5 22.2 13.1 0.5 11.3
5 2021年12月 22.9 29.1 22.4 12.7 0.5 12.4
6 2022年03月 24.1 29.9 22.5 11.8 0.5 11.2
7 2022年06月 23.2 31.6 23.1 10.3 0.4 11.3
8 2022年09月 24.2 29.3 23.4 9.7 0.4 13.0
9 2022年12月 24.3 29.8 23.7 10.1 0.4 11.6
10 2023年03月 24.4 29.8 24.2 10.1 0.4 11.1
11 2023年06月 24.3 31.1 24.0 9.5 0.4 10.6
12 2023年09月 24.8 29.2 25.0 9.8 0.5 10.8

関連リンク等

Tip
  1. 金融資産・負債残高表
    • 取引の結果、期末時点で保有される資産・負債の残高を記録。
  2. 出所: https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/exsj.htm
Tip
  1. 資金循環統計では、個人投資家が取扱業者に預託する証拠金残高は、「預け金」の一部として、家計部門の資産に計上されています。また、未決済の建玉に関する評価損益については、外為証拠金取引が直物為替先渡取引であることを踏まえ「金融派生商品・雇用者ストックオプション（フォワード系）」として、家計部門に計上されています（評価益の場合は資産、評価損の場合は負債として計上されます）。
  2. 出所: https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/faqsj.htm
Tip
  1. 金融機関
    • 金融資産・負債を保有して金融仲介を主要業務とする機関、および金融仲介に密接に関係するサービスの提供（金融補助活動＜非仲介型金融活動＞）を主要業務とする機関である。
  2. 非金融法人企業
    • 通常の財・サービスの生産（金融機関による金融サービス、一般政府による政府サービス、対家計民間非営利団体による家計に対する非営利サービスを除いたもの）を行う機関である。
  3. 一般政府
    • 租税収入等を基に、政府サービスを提供する機関である。
  4. 家計
    • 消費・生産活動を行う小集団であり、雇用主、被用者、個人企業（法人形態を採らないで事業を行う個人事業主〈農林漁業従事者を含む〉）、財産・移転所得の受給者等が含まれている。
  5. 対家計民間非営利団体
    • 家計に対して、営利を追求しない形のサービスを提供する機関である。
  6. 海外
    • 国際機関、外国政府、外国企業を含む非居住者が分類されている。非居住者の範囲は国際収支統計と合致している。
  7. 国内非金融部門
    • 非金融法人企業、一般政府、家計、対家計民間非営利団体の各部門を合算したものである。
  8. 年金計
    • 金融機関の年金基金、社会保障基金の公的年金の各部門を合算したものである。
  9. 現金･預金
    • 居住者が海外金融機関に預けた預金も含まれている。
  10. 外貨預金
    1. 外貨建当座預金
    2. 外貨建普通預金
    3. 外貨建通知預金
    4. 外貨建別段預金
    5. 外貨建定期預金
    6. 外貨準備のうち外貨建預金
    • 居住者が海外金融機関に預けた外貨預金も含まれている。
  11. 外貨預金の評価
    • 円換算後の残高の当期末残高と前期末残高の差を金融取引（フロー）とみなして推計している。
  12. 銀行等の海外支店や現地法人は、海外部門に含まれる。
  13. 出所: https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/data/exsj01.pdf

データ出所

  • 日本銀行

最終更新

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[1] "2024-02-05 10:08:08 JST"

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